皆さん、こんにちは。
前回は、気象病の原因とメカニズムについて述べさせて頂きました。今回は、気象病に対する当院の施術について述べたいと思います。
カイロプラクティックにおいては、骨盤が歪むと、離れた位置にある頭蓋骨も歪んでしまいます(これをロベットブラザー(の法則)といいます)。頭蓋骨には脳があり、脳の一部に自律神経の中枢である視床下部があります。頭蓋の歪みを矯正することで、脳がリラックスし、自律神経の興奮を鎮静させます。そして内臓マニピュレーション(腹部のマッサージ)により、自律神経に支配されている内臓を直接刺激することで、自律神経の機能改善を図ります。
鍼灸マッサージでは、単系や三焦経、小腸経といった経脈が耳の周りを巡っていて、難聴やめまい、耳鳴りなどの耳の病に効果があるツボが多数あります。それらのツボを刺激することで、佐藤先生が言う内耳の血流の改善を図ることにもつながります。
このように当院の整体(カイロプラクティック)、鍼灸マッサージ共に、気象病に対し、十分効果が期待できます。症状が強くなってから施術を受けるよりも、症状が軽いうちに施術を受ける方が、より治療効果が期待できますので「気象病かな?」と思ったら、症状が悪化する前に、早目のご来院をお勧めいたします。
当院で施術を受けたあとは、
・決めた時間に規則正しく1日3食、きちんと食事を摂る
・シャワー浴でなく、38~40度の少しぬるめの湯舟につかって、副交感神経の活動を促す
・寝る前、部屋を暗くしてスマートフォンやテレビを視ないよう努める
・毎日でなくていいので、肌にしっとり汗がにじむ程度の軽い運動を行う
これらを心がけ、自律神経のバランスを整えることに努めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。