※本年7月に投稿した内容をわかりやすく校正し、3回に分けて再掲載いたします。
こんにちは。やっと梅雨も明けましたが、こうも長く、雨の多い梅雨だと「頭が痛い」「肩や首が痛む」「腰が痛い」「関節の節々が痛む」「太ももの裏から膝裏やふくらはぎにかけて痛む」「古傷がしくしく痛む」などといった、様々な痛みに悩まされた方も多かったのではないでしょうか?
このような気象の変化で痛みや体の不調を感じるものを「気象病」といい、痛みのほかに
「めまい」「耳鳴り」「喘息」「狭心症」「うつ病」「不安感」「眠気」「ダルさ」などの体調不良を訴える方もおられます。
気象病の中でも、天候の変化で突然痛みが出たり、持病が悪化するものを「天候痛」や「天気痛」と呼ぶ場合があります。
私も学生時代、雨が降り出しそうな空模様になると、決まって眼の奥から側頭部にか
けて痛みが生じ、学校を休みたくなるほどでした(^-^;
気象病は、春先や梅雨時、台風シーズンの夏から秋といった気象の変化が激しい時期
に、症状が出やすくなります。
気象病に悩まされている方は、全国で推定1000万人以上いると言われており、現代の
生活習慣によって気象病にかかりやすい体質になったり、ゲリラ豪雨のような極端な気象現象の影響で、気象病に悩まされている方は年々増加傾向にあるとも言われています。
では、気象の変化によって私たちの身体には何が起きているのでしょうか?次回の投稿では「気象病の原因とメカニズムについて」掘り下げてみたいと思います。